総務・山本です。
研修の際、人数調整のために、私も一緒にワークに参加させていただくことがあります。そして、「見るのとやるのは大違い」と毎度痛感しています。先日の株式会社エース様・第4回拠点長研修もそうでした。
「思っていたより、ぜんぜんできない…」
ワークをやってみて、正直、愕然となりました。そんなわけで、今日は体験レポート的に綴ってみたいと思います。
テーマ:OJTスキル
OJT(On-the-job Training)と Off-JT(Off-the-job Training)の長所・短所などを説明したあと、2人組で傾聴エクササイズ。話し手・聞き手を決め、3分間ずつ、お題である「今取り組んでいること」or「頑張っていること」について話をします。役割を交代して、もう一度。
【感想:世間話の延長で、和気あいあいと楽しいひととき。配布資料をよくよく見返せば、「ウォームアップ」と書かれており、「なるほど。確かにウォームアップだ」と研修後に気付く。】
その後、OJTの進め方のレクチャーがありました。拠点長のみなさまが、とても反応を示されていたところです。OJTとは現場で指導することだけではなく、
「目標と課題の設定」 →
業務に入る →
「振り返り」 →
「フィードバック」
という一連の流れを聞いて、研修後のアンケートには、ずらりと「フィードバック」の文字が並びました。多くの方が「フィードバックが抜け落ちていた」と率直な感想を漏らしました。頭で理解したところで、練習に移ります。
エクササイズ1:
「目標設定」と「振り返り」の練習(2人組)
【感想:配布資料の目標設定と振り返りの際のポイントに沿って、自分のことを話し、相手のことを聞いて、初めて気にすべき点がピンときた。しかし、これを日々の業務の中で使いこなすにはもっと鍛錬しなければ。】
エクササイズ2:
「振り返り」と「フィードバック」のロールプレイ(2人組)
【感想:新入社員の頃、最も苦手だったロールプレイに久々遭遇!社内のリーダー・働き者のAさん役と、その上司Bさん役にて。まわりの皆さんも、役割を交代しながら、真剣にやっている。そして、意外に楽しそうで盛り上がっている。いくつになってもロールプレイは難しい…(私にとっては)。特に上司Bさん役が難易度高し。配布資料のフィードバックのやり方チャートに沿って、最終的にはAさんに期待を告げたいが、すっぽりそこが抜け落ちた。一番大事なところだったのに。話を持っていきたいところに、持っていけない。どうしようもないところの堂々巡り… 今更ながらではあるが、ロールプレイって意味がある。この場でできなくて、現場でできるはずがない。レクチャーで理解したと思い込んでいたことが、実は身についていないことを認識。】
感想と称した独り言が長くなりましたが、以上のような2時間の研修となりました。
拠点長の皆様からも、フィードバックに関するコメントをたくさんいただきました。
「仕事時にフィードバック技法を活用したい」
「フィードバック等が役立つと思いました」など
この日の体験ワークを現場で活かしていただければと思います。「やってみる」って大切ですね。「ふつうの座学がいい」とおっしゃる受講者の方もいらっしゃいますが、しごとつくるの体験型学習はこれからも続きます。相当に意味があると思いますので。
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